「夜中にずっと鳴いてて寝不足、、」
「うちの猫、ご飯のアピールが止まらないんだけど…」
猫の鳴き声は可愛いけど、鳴き止まないのは正直困りますよね。
猫の鳴き声を無視していいのか…でも無視したら嫌われちゃうかも…?
猫を愛して止まない飼い主にとってこれは大きな悩みです!
この記事では、猫が鳴き止まない時どうすればいいか、鳴き声別の対処法をお伝えします。
ぜひ最後まで読んでほしいにゃ。
猫が鳴き止まないのにはちゃんと理由があった
猫の鳴き声は無視したくなるときもあると思いますが、鳴き止まないのには以下の理由があります。
- 発情期
- 病気
- 何かを要求している
順にみていきましょう
発情期
猫の鳴き声を無視したくなるときって、大きな声で鳴くときだと思うんです。
猫は1年に2回発情期を迎えます。
発情期にはオスもメスも「アォーン! 」「ワー! 」というとても大きな声で鳴きますよね。
発情期は3週間も続くことがあるので、正直「早く終わってほしい! 」と感じると思います。
この鳴き声に対処する方法は、ズバリ避妊去勢手術です。
避妊去勢手術は、癌や妊娠を防ぐだけでなく、発情期の鳴き声を予防することもできるんです。
猫が性成熟を迎える生後半年から1年の間に手術するなら、発情期の鳴き声に悩まされずに済みますよ。
病気
猫の鳴き声を無視したくなるほど鳴き続けたときは、病気を疑いましょう。
猫がよく鳴く病気として知られているのは、甲状腺機能亢進症や高血圧です。
この鳴き声は無視してはいけません。
以前より性格がキツくなった、よく食べるのに体重が減った、ずっと興奮しているなどの症状が見られるなら、迷わずに獣医さんに相談しましょう。
要求している
猫は飼い主に何か要求するときに鳴くことがあります。
「お腹すいた! 」「遊んで! 」「部屋に入れて! 」
「トイレが汚い! 」「水がないよ! 」
猫が鳴き止まない時は、いたずらに無視するのではなく、なぜ鳴いているのか確認しましょう。
ご飯や水をあげるのをうっかり忘れていたり、トイレが汚れたままだったってこと、ありますよね。
その時は、猫が鳴いて知らせてくれたことに感謝してすぐに対応してあげましょう。
無視してもいい鳴き声もある
猫の鳴き声には無視していいものもあります。
猫のアピールにはなるべく応えてあげたいですが、実は無視した方がいい鳴き声もあるんです。
それは、おやつやご飯の催促です。
きちんとご飯をあげているのに、「ご飯ほしいニャー! 」と鳴く猫がいます。
捨て猫だった猫は、食に対する執着心が強いと言われています。
このタイプの要求鳴きに毎回応えていると…そうです、猫がどんどん肥満になってしまいます!
肥満にはさせたくないですよね。
どう対処できるでしょうか?
ご飯の時間がバラバラだと、猫はいつご飯が食べられるか分からずに鳴きます。
それで、ご飯の時間をきっちり決めてあげると安心して催促しなくなるでしょう。
更に、運動不足のストレスをご飯を食べることで解消する猫もいます。
しっかり遊んであげると、要求鳴きが減ることがあります。
キャットタワーを設けたり、猫が1人遊びできるおもちゃを用意するといいかもしれません。
まとめ:猫の鳴き声を聞き分けて無視するかどうか決めよう
猫の鳴き声で無視してはいけない鳴き声と、無視してもいい鳴き声をご紹介しました。
猫は理由もなく鳴くことはありません。
過剰なご飯やおやつの催促には、心を鬼にして無視しましょう。
最初は辛いかもしれませんが、長い目で見ると飼い主にとっても猫にとっても良い結果になります。
しかし、病気や痛みで鳴いている場合はすぐに病院へ行きましょう。
猫の鳴き声を聞き分けて、猫が幸せに生活できるようにしてあげたいですにゃ!