コロナ禍で猫をはじめ、ペットを飼う人が増加したようです。
ペットブームを機に、初めてのペットデビューをした方も多いのではないでしょうか。
猫の自由奔放なスタイルは、ストレス社会に晒されている私達に最高の癒しを与えてくれます。
そんな可愛い猫とはいつまでも一緒にいたいものですが、普段と違う鳴き声を発したら、ちょっと気になりますよね。
特に、低い声で「ヴー。。」と鳴いていたら、なおさらだと思います。
そこで今回は、猫の鳴き声「ヴー」は何を意味しているのか、を深掘りしていきたいと思います。
猫の鳴き声のサインをしっかりと理解して、愛猫とより深い信頼関係を作りましょう!
猫の鳴き声で、ヴーというのはなんの合図?
猫の鳴き声「ヴー」は、体調がすぐれず不快な状態だったり、威嚇したりしているときによく発せられます。
ただこのヴーという唸るような声の時も何パターンか意味があるので、それをまずはしっかり知っておきましょう。
体調がよくない時
猫の鳴き声「ヴー」は、自分の体調が優れずどうすればいいのか分からない、といった時に発せられます。
何かしら病気などの可能性もあるので、このサインは絶対に見逃してはいけません。
例えば食事中に唸っているのであれば、口内や歯に何かしらの痛みがあるのかもしれません。
排泄中に唸っているのであれば尿路結石などの排泄器官に何か問題があるのかもしれません。
猫も人間と同様に、強いストレスにさらされると体調を壊してしまいます。
環境が大きく変わるような引越しをしていたり、構ってあげる時間が急に減っていないかなど確認してみましょう。
威嚇
猫の鳴き声「ヴー」は、相手を威嚇するときにも発せられます。
野良猫が自分の縄張り争いなどで、敵の猫や生き物を威嚇したりするような時に、よく聞く鳴き声です。
私の家でも兄弟の猫を2匹飼っていたことがありましたが、たまに喧嘩をしていてこの声を聞いたことがあります。
この臨戦態勢の時は下手に近づかない方がいいかもしれません。
不安・恐怖
猫の鳴き声「ヴー」は、不安や恐怖の気持ちがある時に出ることがあります。
威嚇する時のように攻撃的な場合ももちろんありますが、猫が恐怖心を持っていて「怖いよー」という時にも発せられることがあるのは知っておく必要があります。
こういう時は、恐怖を与えているものを取り除いてあげられるようにしておきましょう。
例えば「猫の嫌いなものランキング」で堂々の第一位に来るのが洗濯機などの大きな音を発するものです。
大きな音は猫にとっては大きな恐怖の対象になります。自分に迫ってくるような印象を持つようです。
有名ですが、同様の理由からドライヤーやインターホンの音などにも反応して嫌な気持ちにさせてしまうことがあるので注意してみましょう。
猫がヴーと鳴いている時の対処法
猫の鳴き声「ヴー」は、基本的にはネガティブなことを示しているので、その対策についてもしっかり把握しておきましょう。
①体調が良くないとき
飼い猫にストレスを与えてしまっている可能性がありますので、その原因を取り除き、心身ともにリラックスさせてあげるようにしましょう。
本当に病気のような症状が出ている場合は、すぐに獣医さんに診てもらうなども必要ですが、生活の中で変わったことはなかったかも確認できるといいですね。
②威嚇しているとき・不安や恐怖を感じているとき
威嚇しているときは、むやみに近づくと引っ掻いてくる可能性があるので、少し落ち着くまでそっとしておくと良いでしょう。
不安や恐怖を感じているときは、その対象物を遠ざけてあげたり一時的に別の部屋などに隔離してあげるなどの配慮が必要です。
前述の通り、大きな物音に敏感に反応する動物なので生活中で発生する音への対策は必須です。
まとめ
猫の鳴き声「ヴー」は何を意味しているのかをみてきました。
「ヴー」以外にも猫は様々な鳴き声を発することで、私たちに何かをアピールしてきます。
できるだけそのサインを見逃さず、適切に対応することが、猫ちゃんとの信頼関係構築の第一歩です!